【47都道府県】地方自治法施行60周年の500円記念硬貨一覧
記念硬貨のデザインには、47都道府県ごとにゆかりの歴史上の人物や建造物などが用いられています。
コレクションとして、集めている方も多いでしょう。
本記事では、地方自治法施行60周年の500円記念硬貨の詳細を、47都道府県分すべてまとめました。
地方自治法施行60周年記念貨幣とは?
地方自治法施行60周年を記念して、平成20年から28年にかけて発行されたのが「地方自治法施行60周年記念貨幣」です。
地方自治法施行60周年記念貨幣には、47都道府県それぞれの特色に基づいたデザインが、500円硬貨に施されました。
500円硬貨には、日本貨幣史上初の「バイカラー・クラッド」という技術が使用されています。異なる金属を組み合わせることで、ユーロコインにも似た美しい硬貨が生まれました。
硬貨の図柄には歴史的な人物や建造物、動物などが描かれており、コレクション性の高いものとなっています。
【47都道府県】地方自治法施行60周年の500円記念硬貨一覧
地方自治法施行60周年を記念して発行された500円記念硬貨は、47都道府県それぞれでデザインや発行年数、発行枚数が異なります。
以下に、47都道府県ごとに500円記念硬貨のデザインや発行年数、発行枚数などを、エリア別にまとめました。
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
北海道 |
洞爺湖は日本で3番目に大きいカルデラ湖で、美しい自然を象徴する観光名所です。 また、旧本庁舎は赤レンガ造りで知られ、明治時代から道政の中心として使用されてきた歴史的建造物です。 |
平成20年 |
210万枚 |
青森県 |
三内丸山遺跡は、約5900年前から4200年前にかけて栄えた大規模な縄文集落です。 また、土偶は縄文時代の祭祀に使われたとされる人形です。 |
平成22年 |
190万枚 |
岩手県 |
表:中尊寺金色堂新覆堂と毛越寺曲水の宴 裏:古銭のイメージ 岩手県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、中尊寺金色堂新覆堂と毛越寺の「曲水の宴」がデザインに用いられました。 中尊寺金色堂は平安時代に建立された、岩手県の代表的な文化遺産です。 また、毛越寺の「曲水の宴」は、庭園の水辺で盃を浮かべ、流れに合わせて和歌を詠む平安時代の貴族の遊びを再現したものです。 岩手県の有名な歴史と文化遺産が、県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨のデザインに採用されました。 |
平成23年 |
179万枚 |
宮城県 |
表:仙台七夕まつり 裏:古銭のイメージ 宮城県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、仙台の夏を代表する「仙台七夕まつり」がデザインされています。 仙台七夕まつりは、毎年8月に開催される東北三大祭りの1つ。 |
平成25年 |
170万枚 |
秋田県 |
表:白瀬矗と竿燈 裏:古銭のイメージ 秋田県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、南極探検家の白瀬矗と竿燈まつりがデザインされています。 竿燈まつりとは、約270年の歴史を誇る、秋田県の伝統的なお祭りです。 また、白瀬矗は日本で最初に南極に挑んだ探検家で、彼の功績は南極の地名や観測船に残されています。 |
平成23年 |
174万枚 |
山形県 |
表:縄文の女神 裏:古銭のイメージ 山形県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、国宝「縄文の女神」がデザインされています。 縄文の女神は、山形県舟形町西ノ前遺跡で発掘された、縄文時代中期(約4.500年前)頃の土偶です。 |
平成26年 |
166万枚 |
福島県 |
表:相馬野馬追 裏:古銭のイメージ 福島県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、相馬野馬追がデザインに採用されました。 相馬野馬追とは、千年以上の歴史を誇る伝統的な祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 |
平成28年 |
162万枚 |
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
茨城県 |
表:偕楽園と梅 裏:古銭のイメージ 茨城県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、偕楽園と梅がデザインされています。 偕楽園は、江戸時代後期の1842年に、第9代水戸藩主・徳川斉昭が「民と偕に楽しむ」という願いを込めて造園した日本庭園です。 庭園には約100品種・3000本の梅が植えられ、春になると「水戸の梅まつり」で多くの観光客が訪れます。 偕楽園は、日本三名園の一つとして国の名勝にも指定されています。 |
平成21年 |
187万枚 |
栃木県 |
表:眠り猫と雀 裏:古銭のイメージ 栃木県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、日光東照宮の「眠り猫」と「雀」がデザインに採用されました。 眠り猫は、左甚五郎によって作られたと伝えられる彫刻で、奥社参道の入り口にあります。 裏側には雀の彫刻も彫られており、猫と雀が共存する姿が描かれています。 このデザインは、平和な時代の到来を象徴するとされ、戦乱の終息を表すという説があるそうです。 |
平成24年 |
180万枚 |
群馬県 |
表:富岡製糸場東繭倉庫キーストーンと工女 裏:古銭のイメージ 群馬県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、世界遺産に登録された富岡製糸場が描かれています。 東繭倉庫の入り口上部に位置する「キーストーン」と、働く工女たちの姿がデザインされています。 富岡製糸場は、明治時代に日本の産業を支えた重要な製糸工場で、東西の技術が融合した建築様式が特徴です。 |
平成25年 |
172万枚 |
埼玉県 |
表:埼玉スタジアム2002 裏:古銭のイメージ 埼玉県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、埼玉スタジアム2002がデザインされています。 埼玉スタジアム2002は、2002年のFIFAワールドカップ開催を機に建設された日本最大級のサッカー専用スタジアムです。 アジア最大級のサッカースタジアムを世界にアピールする狙いから、埼玉のシンボルとして2011年に発行されました。 |
平成26年 |
178万枚 |
千葉県 |
表:九十九里 裏:古銭のイメージ 千葉県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、九十九里浜がデザインされています。 九十九里浜は、源頼朝が海岸の長さに驚き、弓矢を使って距離を測ったところ、99本目で終わったという伝説から名付けられました。 約66kmにわたる広大な海岸線は、釣りやサーフィンだけでなく、観光地としても有名です。 |
平成27年 |
168万枚 |
東京都 |
表:東京駅丸の内駅舎と行幸通り 裏:古銭のイメージ 東京都の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、東京駅丸の内駅舎と行幸通りがデザインされています。 東京駅は1914年に辰野金吾の設計で建設され、国の重要文化財にも指定されています。 また、行幸通りは、皇居から東京駅までを結ぶ道路で、天皇が外出時に利用したことから名付けられました。 歴史的な東京の玄関口と美しい街並みの象徴として、多くの人に愛されています。 |
平成28年 |
172万枚 |
神奈川県 |
表:鎌倉大仏 裏:古銭のイメージ 神奈川県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、鎌倉の象徴である「鎌倉大仏」がデザインされています。 鎌倉大仏は、高徳院の本尊である阿弥陀如来坐像で、像高は約11メートル、重量は121トンです。 鎌倉の歴史的遺産を象徴するデザインとして、平成24年に発行されました。 |
平成24年 |
189万枚 |
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
新潟県 |
表:トキと棚田 裏:古銭のイメージ 新潟県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、佐渡島を象徴するトキと棚田がデザインされています。 佐渡では、17世紀からの新田開発で棚田が広がり、独自の農村文化が形成されました。 そして、トキと共生する里山の風景は、2011年に世界農業遺産(GIAHS)にも登録されました。 |
平成21年 |
184万枚 |
富山県 |
表:おわら風の盆 裏:古銭のイメージ 富山県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、伝統的な「おわら風の盆」がデザインされています。 おわら風の盆は、富山市八尾地区で開催される300年の歴史を誇るお祭りです。 |
平成23年 |
180万枚 |
石川県 |
表:木場潟からみた白山とキリコ祭り 裏:古銭のイメージ 石川県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、木場潟から望む白山とキリコ祭りがデザインされています。 白山は標高2,702メートルと、日本三霊山の1つに数えられる霊峰です。 また、キリコ祭りは能登半島特有の祭りで、巨大なキリコ(大行灯)を大勢で担ぎ、夜になると灯がともされ幻想的な風景を演出します。 |
平成26年 |
166万枚 |
福井県 |
表:恐竜 裏:古銭のイメージ 福井県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、恐竜がデザインされています。 福井県勝山市は、日本最大の恐竜化石発掘地。 この地域の地層には、中生代白亜紀前期の化石が多く含まれており、昭和57年のワニ化石の発見をきっかけに、現在も発掘が続けられています。 |
平成22年 |
183万枚 |
山梨県 |
表:富士山とぶどう 裏:古銭のイメージ 山梨県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、日本を代表する富士山と甲州種のぶどうがデザインに採用されました。 富士山は山梨県と静岡県にまたがり、その美しい姿は全国に知られています。 また、山梨県は日本一のぶどう生産地で、甲州種のぶどうは、約1300年の歴史を持つ日本最古の栽培品種です。 |
平成25年 |
167万枚 |
長野県 |
表:善光寺と牛 裏:古銭のイメージ 長野県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、善光寺と牛がデザインされています。 善光寺は、創建から約1400年の歴史を誇る、無宗派の寺院です。 また、長野県は「信州和牛」の産地としても有名で、高品質な和牛が育てられています。 |
平成21年 |
183万枚 |
岐阜県 |
表:白川郷とれんげ草 裏:古銭のイメージ 岐阜県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、白川郷とれんげ草がデザインされています。 白川郷は、合掌造りの家屋が並ぶ独特の景観で知られる貴重な集落です。 また、岐阜県の県花であるれんげ草は、古くから水田の緑肥として利用されています。 |
平成22年 |
186万枚 |
静岡県 |
表:富士山と茶畑 裏:古銭のイメージ 静岡県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、富士山と広大な茶畑がデザインされています。 背景色富士山は静岡県と山梨県にまたがる日本最高峰の山で、特に静岡県側から見る富士山は「表富士」として親しまれています。 また、静岡県は日本一の茶の生産地としても知られ、特に本山茶や川根茶、掛川茶などが有名です。 硬貨のデザインは、日本を代表する自然と伝統的な茶文化を表現しています。 |
平成25年 |
170万枚 |
愛知県 |
表:愛知県庁本庁舎とカキツバタ 裏:古銭のイメージ 愛知県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、愛知県庁本庁舎とカキツバタがデザインされています。 愛知県庁本庁舎は、日本の伝統建築と西洋の様式を融合させた「帝冠様式」を取り入れた特徴的な建物です。 また、カキツバタは愛知県の県花として、県民に親しまれている花です。 |
平成22年 |
195万枚 |
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
三重県 |
表:熊野古道伊勢路 裏:古銭のイメージ 三重県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、熊野古道伊勢路がデザインされています。 熊野古道伊勢路は、伊勢神宮から熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと続く参詣道です。 2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録され、自然と文化の調和が評価されています。 |
平成26年 |
167万枚 |
滋賀県 |
表:ビワコオオナマズとニゴロブナ 裏:古銭のイメージ 滋賀県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、琵琶湖の固有種であるビワコオオナマズとニゴロブナがデザインされています。 ビワコオオナマズは日本最大級のナマズで、全長1メートルを超えることも。 一方、ニゴロブナは「ふなずし」の材料として古くから利用されている、琵琶湖固有のコイ科の魚です。 |
平成23年 |
177万枚 |
京都府 |
表:国宝「源氏物語絵巻」宿木二(部分) 裏:古銭のイメージ 京都府の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、国宝「源氏物語絵巻」がデザインされています。 源氏物語絵巻は、紫式部による「源氏物語」を題材とした絵巻物で、12世紀に制作されました。 |
平成20年 |
205万枚 |
大阪府 |
表:仁徳天皇陵古墳 裏:古銭のイメージ 大阪府の地方自治法施行60周年記念500円硬貨のデザインには、仁徳天皇陵古墳が採用されています。 仁徳天皇陵古墳は日本最大の前方後円墳で、全長486メートルにも及ぶ巨大な古墳です。 仁徳天皇陵古墳は5世紀に築造され、仁徳天皇が葬られていると伝えられていますが、実際の被葬者は特定されていません。 |
平成27年 |
170万枚 |
兵庫県 |
表:コウノトリ 裏:古銭のイメージ 兵庫県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、県鳥であるコウノトリがデザインされています。 かつて但馬地方は、日本最後のコウノトリの繁殖地でしたが、一度絶滅の危機に瀕しています。 また、地域では無農薬や減農薬栽培を推進する「コウノトリ育む農法」に取り組み、環境保護と共生を目指しています。 |
平成24年 |
180万枚 |
奈良県 |
表:遣唐使船 裏:古銭のイメージ 奈良県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、遣唐使船がデザインされています。 遣唐使船とは、奈良時代に日本が中国の唐へ派遣した公式使節団「遣唐使」が使用した船です。 |
平成21年 |
180万枚 |
和歌山県 |
表:那智の滝 裏:古銭のイメージ 和歌山県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、那智の滝がデザインされています。 那智の滝は落差133m、幅13mを誇る日本一の一段の滝で、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社のご神体として崇められています。 また、滝周辺に点在する「那智四十八滝」は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されています。 |
平成27年 |
161万枚 |
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
鳥取県 |
表:三徳山三仏寺投入堂 裏:古銭のイメージ 鳥取県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、三徳山三佛寺の投入堂がデザインされています。 投入堂は、標高900メートルの三徳山の断崖絶壁に建てられた建築物で、国宝に指定されています。 |
平成23年 |
177万枚 |
島根県 |
表:銅鐸とその文様絵画 裏:古銭のイメージ 島根県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、弥生時代の青銅器「銅鐸」とその文様・絵画がデザインされています。 銅鐸は古代の祭器や楽器として使用されたと考えられており、特に島根県の加茂岩倉遺跡から出土した39個の銅鐸は、全国でも最多数の発見例です。 銅鐸には流水文や袈裟襷文(けさたすきもん)といった文様が施されており、鹿やトンボの絵画が描かれたものもあります。 |
平成20年 |
197万枚 |
岡山県 |
表:岡山後楽園 裏:古銭のイメージ 岡山県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、日本三名園の一つである「岡山後楽園」がデザインされています。 岡山後楽園は、約300年前に岡山藩の2代藩主池田綱政によって造られた大名庭園。 |
平成25年 |
166万枚 |
広島県 |
原爆ドームと広島平和都市記念碑 裏:古銭のイメージ 広島県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、原爆ドームと広島平和都市記念碑がデザインされています。 原爆ドームは、1945年8月6日の広島への原子爆弾投下で被災した建物です。 広島平和都市記念碑は、原爆で亡くなった方々を慰霊し、世界平和を祈る碑です。 |
平成25年 |
170万枚 |
山口県 |
表:瑠璃光寺五重塔 裏:古銭のイメージ 山口県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、国宝に指定されている「瑠璃光寺五重塔」がデザインされています。 瑠璃光寺五重塔は室町時代中期に、応永の乱で戦死した大内義弘の菩提を弔うために弟の盛見が建設を進めました。 |
平成27年 |
161万枚 |
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
徳島県 |
表:阿波おどり 裏:古銭のイメージ 徳島県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、400年以上の歴史を持つ「阿波おどり」がデザインされています。 阿波おどりは徳島県発祥の伝統的な盆踊りで、国内外から100万人以上の観光客が訪れる日本有数の祭りです。 |
平成27年 |
163万枚 |
香川県 |
表:金刀比羅宮から望む讃岐平野 裏:古銭のイメージ 香川県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、金毘羅宮から望む讃岐平野がデザインされています。 讃岐平野は四国北東部に位置し、瀬戸内海と讃岐山脈に挟まれた四国最大の平野です。 |
平成26年 |
163万枚 |
愛媛県 |
表:瀬戸内しまなみ海道と愛媛の島々 裏:古銭のイメージ 愛媛県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、瀬戸内しまなみ海道と愛媛の島々がデザインされています。 しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの高速道路で、芸予諸島に浮かぶ島々を橋でつなぐルートです。 |
平成26年 |
165万枚 |
高知県 |
表:坂本龍馬 裏:古銭のイメージ 高知県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、幕末の志士「坂本龍馬」がデザインされています。 坂本龍馬は江戸幕府を倒すために、薩摩藩と長州藩の同盟を成立させた立役者であり、倒幕運動に大きく貢献しました。 |
平成22年 |
196万枚 |
都道府県 | 図柄 | 発行年数 | 発行枚数 |
---|---|---|---|
福岡県 |
表:九州国立博物館と太宰府天満宮太鼓橋と梅 裏:古銭のイメージ 福岡県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、九州国立博物館と太宰府天満宮太鼓橋、そして梅がデザインされています。 九州国立博物館は、アジアと日本の文化交流をテーマに、2005年に開館した歴史系博物館です。 また、太宰府天満宮の太鼓橋は、過去・現在・未来を象徴する三つの橋でできています。 |
平成27年 |
168万枚 |
佐賀県 |
表:大隈重信と佐賀錦鹿島錦 裏:古銭のイメージ 佐賀県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、政治家の大隈重信と、伝統工芸である「佐賀錦」と「鹿島錦」がデザインされています。 大隈重信は佐賀出身で、早稲田大学の創設者であり、二度にわたって内閣総理大臣を務めた人物です。 また、佐賀錦と鹿島錦は、金銀箔を和紙に貼り、絹糸とともに織り上げられた繊細な織物。 |
平成22年 |
191万枚 |
長崎県 |
表:大浦天主堂とステンドグラス 裏:古銭のイメージ 長崎県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、大浦天主堂とステンドグラスがデザインされています。 大浦天主堂は1864年に建設された、日本最古の現存するゴシック様式教会で、国宝にも指定されています。 教会内には美しいステンドグラスが飾られており、特に正面祭壇奥のステンドグラスは、フランスから寄贈されたものです。 |
平成27年 |
160万枚 |
熊本県 |
表:熊本城 裏:古銭のイメージ 熊本県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、熊本城がデザインされています。 熊本城は、加藤清正が1601年から7年をかけて築いた日本三名城の一つです。 熊本城は西南戦争でも重要な役割を果たし、50日以上にわたる籠城戦を耐え抜きました。 |
平成23年 |
187万枚 |
大分県 |
表:臼杵磨崖仏 裏:古銭のイメージ 大分県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、臼杵磨崖仏がデザインされています。 臼杵磨崖仏とは、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたとされる、日本を代表する石仏群です。 |
平成24年 |
179万枚 |
宮崎県 |
表:宮崎県庁本館 裏:古銭のイメージ 宮崎県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、宮崎県庁本館がデザインされています。 宮崎県庁本館は、1932年に完成した鉄筋コンクリート造の建築で、ネオゴシック様式を取り入れた堂々たる外観が特徴です。 設計は著名な建築家の、置塩章さんが手掛けました。 |
平成24年 |
174万枚 |
鹿児島県 |
表:桜島 裏:古銭のイメージ 鹿児島県の地方自治法施行60周年記念500円硬貨には、桜島がデザインされています。 桜島は鹿児島県の象徴であり、活火山として有名です。 美しい自然と火山活動が共存する景観は、国内外から多くの観光客を引き付けています。 |
平成25年 |
166万枚 |
沖縄県 |
表:那覇大綱挽とエイサー 裏:古銭のイメージ 沖縄県の500円記念硬貨のデザインには、那覇大綱挽とエイサーが描かれています。 那覇大綱挽は1450年頃に始まった、那覇の発展を祝う象徴的な行事です。 またエイサーは、旧盆に祖先供養のため踊られる伝統舞踊で、地域ごとに異なるスタイルがあります。 |
平成24年 |
176万枚 |
※参照:貨幣一覧 五百円バイカラー・クラッド貨幣 | 財務省
まとめ
本記事では、地方自治法施行60周年の500円記念硬貨の詳細を、47都道府県分すべてまとめました。
地方自治法施行60周年の500円記念硬貨には、47都道府県それぞれの文化や遺産、偉人などがデザインされています。
47都道府県、すべての記念硬貨をコンプリートするのも良さそうですね。
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