中国 銀錠 「沖縄県のお客様から」

銀錠は、中国で使われていた銀の塊の貨幣です。元・明・清の時代に流通し、商取引や納税に使われました。

形は船のような元宝(げんぽう)や長方形・楕円形のものがあり、価値は重さ(両)で決まります。銀錠には鋳造地や発行者、重量、銀の純度を示す刻印が入っています。

現在ではコレクターや投資家に人気があり、状態や刻印によって数万円~数十万円の価値がつくこともあります。特に政府発行のものは希少で高額になります。

銀錠は、中国の歴史を感じられる貴重な貨幣です。