大きさ: 130×80mm

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美品

10,000円

商品の説明

日華事変が勃発し、事実上全面戦争に突入した時に発行された軍票です。

昭和12年(1937)勃発の日華事変は昭和20年8月の敗戦まで8年続き、この間に何種類も様式を改正して甲号、乙号、丙号、丁号、戊号、ろ号と製造されました。

 

甲号券

日本軍が従来発行していたスタイルの縦型の軍票。1937年に発行されたが、デザインが明治通宝のものを用いたため陳腐化しており、額面300万円しか使われなかった。

乙号券

当時の日本銀行兌換券の文字を抹消し、「軍用手票」と大きく印刷して発行。丙号券日本銀行の文字を印刷していない紙幣に「大日本帝国政府軍用手票」の文字を印刷して発行。

丁号券

鳳凰や龍といったデザインに変更した「大日本帝国政府軍票手票」として発行。

戊号券

丁号券の表記を「大日本帝国政府」に変更して発行。

ろ号券

戊号券のうち「ろ」で始まる記号があるもの。仏領インドシナで使う目的の軍票であったが、殆ど使用されなかった。