大きさ: 88×60mm
承恵社札1円 の買取価格
明治10年、武装蜂起した西郷隆盛率いる薩摩軍(西郷軍)は、鹿児島県庁に軍資金の調達を求めました。
これを受け、県庁は承恵社という士族の会社に融資を依頼するものの、
承恵社は潤沢に資金がなく、市中の商人から現金を借り入れる必要があったそうです。
その時に発行された証書が、承恵社札と呼ばれています。
後に薩摩軍(西郷軍)が発行する西郷札も、戦費調達に発行されたものになります。
承恵社札は全部で、5円、1円、半円の3種あると言われています。
ですが、現存が確認されているのは1円と半円のみです。
今では貴重な品物のため、偽物も出回っているそうです。